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深い森の中、湖にうつる満月を見つめる一人の少女の姿があった。 「また違った…次を探さないと」 そうつぶやいた少女は月の光を浴びて輝く長い銀髪をひるがえし、森の方へと歩き出した。 その時、強い風がふいたかと思うと、そこには先ほどの少女の姿はなく代わりに一匹の銀色の猫がいた。 猫は一度満月を見ると森の奥へと姿をけした。
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