6人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
外は曇っているのにまるで
真夏日のような暑さが襲って来る
なぜか天気に負けないくらい
私の心も灰色みたいに曇ってる
上を向いて歩いていたら
一滴の水が顔を弾いた
天からの涙だろうか
それとも泣けない私の
代わりの涙なのだろうか
太陽の日差しの中で
浴びるシャワーが気持ち良くて
自然と頬がゆるんでいた
とにかくさっきまでのモヤモヤが
どこかへ消え去っていった
落ち込んでいた気持ちが晴れた後には
シャワーが止まり
天気が回復した
私の気持ちを象徴するかのように
瞳の先には七色が輝いている
最初のコメントを投稿しよう!