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好きは終わった。
たった一通のメールで。
『別れよう。好きな人ができた』
あたしは別れたくなくて
何度も何度も連絡をしたよね。
君が連絡に出ることは
一度たりとなかった。
あたしね、
好きだったんだよ。
ずっとそばにいたかった。
本気だった。
最後の恋だと思った。
だけど
君は違っていたんだね
あたしは君に
一通のメールを送った。
『どんな子?(>_<)』
たったそれだけ。
君からの返信はなかった。
あたしが君に送った
最後のメール。
それから月日は流れ
街の中に君をみつけた。
"幸せ"その言葉が
ぴったりな笑顔の君がいた。
あたしは悲しいと
思わなかったよ。
心から喜んだんだ。
「ん?知り合いか?」
「そんなところだよ」
微笑むあたしの
薬指には永遠の証。
すれ違う瞬間
君はこっちを向いた。
あたしは
気付かないフリをした。
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