第一章

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そして望んでもいないボクにも朝はやって来る。スズメが賑やかに鳴き、カラスはガアガアとやかましく1日のスタートを告げる。 ボクは二度寝しようとしたが、なかなか眠る事が出来ず、結局ボクは河原を当てもなくさ迷う事にした。ボクがいなくなっても悲しむ事は無いだろうと思っていたし、実際今のボクが、この世界からいなくなっても誰も悲しむ事は無かっただろう。 ボクは河原を上流から下流に向けてゆっくりと歩いていった。そういえばボクの住む場所について話していなかったね。ボクが住んでいるのは山形県山形市、山形県の県庁所在地ながら自然が多く残る平和な街だ。
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