~プロローグ~

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どうしてよ?! 「おー進藤来てたのか?と言うか何で居るんだ?サボりか。ダメダメだな。お前も。」と笑いながら話し掛けてきたのは増田 佑樹(ますだ ゆうき)同じクラスだ。 「あんたもどうしているのよ?風邪でも引いた?」 「行く気がしないんだよ。」と髪を掻きながら少し眠そうに言う。全くどうして私はこんな奴が好きなんだろう?センス無いんだなぁ。 「実花ちゃん。佑樹を学校に連れていってくれないかい?」、、、? 「はぃ。って、えー!!」思わず叫んだ。だってそれってデートみたいな物だよね?二人で一緒に歩くなんて…と妄想じゃなくて想像してるとつい嬉しくなってきた。 そこに追い討ちを掛けるように 「仕方ない。準備するから待ってろ。」と言って増田は奥に戻った。これってチャンスだよね?
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