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ユリ「ナイフを貸していただけますか?どこに置いたか忘れてしまったのです」 アクアは一瞬ためらったが、シュッと腕を振ると、果物を置いたテーブルにナイフが刺さった。 ユリ「危ないので、次からは手渡しでお願いしますね」 ユリは動じてないようだ。 ユリ「…?まだ血がついていますね。アクアは怪我をしているのですか?」 別に手を怪我しているわけではなかった。袖は破れていない。ただ、膝の箇所が破れていて、赤い液体を見た。 ユリ「足を怪我してるじゃないですか!待っててください。今治療します」 アクアは半歩後ろに下がってたじろぐが、ユリは怪我してる足に飛び付いて手を当てた。
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