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ユリ「他の魔法も使えますよ。それより、たくさん食べてくださいね」
テーブルには綺麗に剥かれた果物がたくさん置かれている。
アクアはテーブルの上に置いてあったナイフを取ると、果物を刺して器用に口に運んでいく。
ユリ「口の中を切りますよ?」
ユリは心配そうな顔を浮かべるが、
アクア「…うまい」
あっという間にアクアは食べてしまった。
ユリ「ほんとにお腹を空かせていたのですね。アクアはどうやって城に入って来たのですか?一般人は応接間に通されるはずですが…」
アクア「裏門から侵入して、何人か倒してきた」
ユリ「ええっ!?そんな無茶苦茶なこと…」
目ん真ん丸にしてアクアを見る。背はまだ小さくて、どう見ても自分と同じくらいの年齢である。
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