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アクア「神なんていないぞ?」
ユリ「えっ?お父様のおっしゃってることは正しいんですよ?」
アクア「嘘つきな親父だな」
ユリ「そんなっ!!」
ユリの目に涙が蓄められている。
アクア「おまえ、外出たことないのか?」
ユリはこくんと頷く。
アクア「嘘教えられるより、外出て自分の目で確かめないか?」
ユリ「!」
ユリは目を丸くする。
ユリは、自分の父が嘘を言ってるとは思えなかったが、それ以上に外の世界に憧れていたのだ。
ユリ「はい、喜んで」
アクアはユリを抱えると、窓の外に飛び降りた。
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