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アクア「ユリは俺が預かる」
ユリ「!!」
王「ユリをどうするつもりだ!?」
アクア「勘違いするな。今まで外に出たことが無いコイツを外に出してやろうってんだ。一生親の嘘信じるよりいいだろ」
ユリ「アクア…」
ユリはアクアの腕の中で困った顔をしている。
アクアはユリを降ろして立たせる。
アクア「おまえが自分で言え」
ユリは下を向いてしまった。
しかし、顔を上げて王に向き直る。
「お父様。わたしはこの方と共に外の世界は見てみたいのです。どうかお許しください」
王「わかった。そなた、名をなんという」
アクア「アクアだ」
王「アクア。もうこの国におまえより強い者はいない。まだ幼いが…その力で国とユリを守ってくれ」
アクア「わかった」
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