始まり

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アクアの家には、外観的になんの防壁もしてない。アクアの魔法で見えないバリアが張られてるのだ。 そこを通れるのは、アクアと、もう一人だけだった。名を、ユリと言う。 アクア「ただいま」 ユリ「おかりなさいませ。早かったんですね。」 ユリはメイドの格好でパタパタと出迎えた。 「メイドの服はやめてくれって言っただろ」 「あの…その…洗濯物まだやってなくて、着る服がなくて」 「見え見えの嘘つくなぁ!」 アクアはユリのおでこにスコーンと手刀を食らわせた。 「痛いですッ!…ううッ…せっかくご主人が喜ぶと思って…「喜ぶかッ!」 ユリは懲りることなく、スカートを手で持ち上げてヒラヒラさせている。 ユリ「まったく!少しは萌えと言うものを知ってください」
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