プロローグ

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この島はわずか人口1200人のとても小さな島だ。 ここは外部との接触が滅多に無く昔から内部の人達が協力しながら島全体を一つの集落として確立していた。 島と本土の交通手段はやはり船で実際自分もそうやって越して来た人間だ。 何でまたこんなへんぴな所へと思うだろうが全くと言っていいほど同感だ! 自分が個人的にこの島に住もうなどとは一生思わないだろう。 何故この島に居るのかと言うとそれは親のせいだ。 俺の両親は変わり者で俺が産まれる前から色々な土地を転々としていて今に至ってはこの月島に住んでいる。 まだ半年も住んでいないこの島をいつでれるのかと俺は常日頃待ちわびているのだ。
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