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満瑠はゆっくりと朝ごはんを済ませると、後片付けをし
学校の身支度を済ませた。
そして、また仏壇の前に行き…
満瑠「母さん行って来るよ。」
と一言挨拶し
家を後にした。
家から学校までの距離は歩いて１０分程度のところだ。
父が３年前…
「満瑠の通う高校の近くにマンションを買おう。」と
言い始めたのがきっかけだった。
まえの家からでは、歩いて一時間あまりかかっていた道のりも、今はゆっくりと行けるので父には感謝している。
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