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俺の名前は、鶴 八七(ツルヤヒチ)
どこにでもいる、ごく普通の高校生だ。
まぁ、人並み以上の霊力があるという点を除いてだけど。
そして、眼前にいるこの男は、籠鳥山高校の英語科教師。
でも、実際は教師は副職で本職は探偵だ。
四ヵ月前、ここ籠鳥山高校で起こった連続殺人事件。
その事件を解決したのが、この男 九紅(イチジククレナイ)だった。
なりゆきで俺は九の助手となり、今も探偵の仕事のアシスタントを務めている。
最初は助手なんて嫌だったが……俺はあることに気付いた。
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