出逢い編(未来×巴)

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  未来(心) 「初めて自分以外で可愛いと思った同い年の男の子」 健太(けんた) 「みーくちゃんっ、今日もかっわいー!」 弘弥(ひろや) 「未来ちゃんはこの学園のアイドルにぴったりだよ」 未来 「そんな事ないよっ」 未来(心) 「くりくりとした大きな瞳にぷっくりとした唇、男なのに低い身長。 そして、まだ声変わりしてない高い声。 自分でも自覚出来るほど僕は可愛いと思う。 笑顔を見せて甘えた声を出せば誰だって僕のいいなり。 そんなつまらない日常を送って居たある日、僕は君に出逢った」 巴(心) 「ずっと前から可愛いと思っていた同い年の男の子」 七瀬(ななせ) 「巴って、なんか可愛いよな」 浩夢(ひろむ) 「あー、それ俺も思った!! なんつーか…こう、ふんわりしてるんだよな」 巴 「僕は可愛くなんてないよ」 巴(心) 「そんなに女顔ではない僕だけど細い身体、日に焼けたら真っ赤になってしまうので気をつけてるせいか色白な肌。 初めて会う人には必ず男か女か聞かれてしまう。 声の高さも中性的で男らしさがなく、見た目も可愛いとも格好いいとも思えない。 こんないつもの日常を送って居たある日、僕は貴方と出逢った」  
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