依頼?ばかやろー……今日は日曜日だぜ?PARTⅡ

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ってなワケで俺はイリアを養うだけの金が必要になったんで……探偵になっわけ。 分かったか? 読者諸君? なぜ普通のサラリーマンにならなかったかは、ここまで読んだ君達ならば分かるだろ? ……にしても。 「暇だなぁ」 俺はデスクの前の椅子に乗り、その椅子を回転させて遊んでいる。まぁ、いつもの癖みたいなもんだな。 ちなみに今は10時くらいで、あのままイリアに起こされ、朝飯を食い、依頼をまってるということだ。 「ちょっと、何かする事無いの?」 「そんなのお前が一番わかってるだろーが」 「そーね」 「……はぁ、暇……」 『ピーンポーン♪』 「じゃなくなったみたいだ」 最後まで自分の言いたいことを言わせてもらえず、にっくきインターホンに邪魔をされる。全く……困った機械だ。もういっそのこと、取ってしまおうか?そうした方がいいかもしれない。
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