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ミヅ雪が、降り始めていた
SHIBUYA-15
街頭のTVモニターではデルタ市長がテロリスト撲滅の演説を行っている
「我々は!決して眠れる奴隷などではない!もし我々が市民としての資格を失う時があるとすれば、テロリズムに立ち向かおうとする意志をなくした時だけである!…」
街頭の角に路駐している車の車内
「…そういえば、ここ、路駐(ロッチュー)禁止でしたね…」
「…………」
いつものように、TOBACCOをくわえていたハリスンだったが…
”あの日”以来
…なぜか無口だった…
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