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そんな事を考えていると、佐藤と秋雄がほぼ同時にジュースを飲み干した。
俺は数秒後れて飲み干すと同時に
「マジで!?2人とも飲むの速すぎ」と驚いていたが、罰ゲームがあるのを思い出して俺は愕然とした。
何故なら俺は今まで好きな人に告白をした事が無いからだ。
日本中を探しても俺程のシャイボーイがいるかどうか。
しかし今まで付き合った事が無いわけではない。
向こうから告白されて付き合った事ならある。
「残念だったなぁ。でも告るチャンスと思えばいい事だし」と秋雄がニヤニヤしながら言った。
俺は必死に
「無理、絶対に無理。そんな事したら恥ずかしすぎて倒れるし。マジ勘弁」と2人に懇願すると、佐藤が
「え~!?秋雄どうする?かなり嫌がってるし」と秋雄に聞く。
すると秋雄が
「じゃあ泣きの一回させる?カキ氷の速食い競争で俺達に勝ったらさっきの罰ゲームをチャラにするけど、もし負けたらもっと恥ずかしい事をさせるってのはどう?」と提案すると、
「それならいいな。OK」とまた佐藤が決定を下した。
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