引っ越し
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それから俺は、毎日学校から家に帰る度に、ドラに餌をやっていた。 美味しそうに食べるドラに、心を射たれた。 学校から帰って来て、ドラのお世話をするのが、唯一の楽しみだった。 何をするときも一緒で、友達と駄菓子屋行くときも、河川敷行くときも、山に行くときも、ずっと一緒だった。 まるで、飼っているのかのように… 俺にとってのドラは、家族も同然だった。 俺とドラは、2娘1だった。
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