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クラス中の皆が唖然とする。
「なにその態度‥」
そんな中、夕陽は知らずに遼と言われる男へ歩み寄った。
頭髪は艶のある黒いくせ毛に目は透き通るような青いさ。おまけに整った顔立ち。
《へ、へぇ…これは…皆騒ぐわけね;》
「お、浅川。おまえが遅刻とは珍しいなぁ」
「あ…それは、すみませんでした;でも先生、私はちょっと怒ってますっ」
「…は?」
「自己紹介はまともにしない返事はしない態度悪い!いくら顔がよくったって許されると思うなよ!」
ビシッと人差し指を遼へ向けた。
すると遼は青い瞳を見開き
「夕陽?」
「…‥え」
《なんで私の名前知ってるの…?》
「何だ、おまえたち知り合いだったのか!」
山じぃがそう笑いながら言うと女子達はズルイなどと騒ぎ立てる。
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