~Player up~

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「そうです!お兄ちゃんは楓の方を大事に思っています!!同性の方になんか興味なんてないのです!」   「なっ!?」   楓の言葉に続けて驚愕させられる。   お、俺の妹も馬鹿だった…。   「あなたにはこれ以上お兄ちゃんに関わってほしくありません!ですから、私と勝負してください!もし、あなたが勝ったらお兄ちゃんと今後付き合ってもいいです。ただし楓が勝ったら、二度とお兄ちゃんには近づかないでもらいます!」   「お、なんだこれ?」 「ケンカか?」 「なんか、あのお兄系の男性PCをかけた勝負らしいぜ!」 「え…じゃあもしかしてあの赤いPCはホモか…?」   周りのギャラリーは珍しいものを見学でき、大いに盛り上がっていた。   「というか…誤解が最悪な連鎖反応を起こしてる…。」   「ふ…ふふふ…。」   不気味に肩を揺らし笑いだすノウェ。   「いいだろう!!その試合、受けてたとうではないか!マギ!!お前もそれを望んでいるのだろう!!」   バッ!とマギに振り向き、凄まじい圧力をかけてくる。   ていうか…勝負するのかよ…まったく理解できねぇ…。   「なんだマギ…そんなハトが豆食ってポーみたいな顔して。」   ノウェは何を言っているんだ…? 鳩が豆鉄砲を喰らったような顔と言いたいのか…?
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