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「…ちょっと依頼を頼もうと思って。でもいないならまたきますよ」
!!依頼!!
じゃあ僕が引き受けるぜ、その依頼!!
僕は目を潤ませ、彼を引き止めた。
「まぁ、安岡少年…君でもいいかな。先生の弟子だし」
やった~☆
でもどんな依頼だろう?
先生がいつもやってるようにソファーに座って話を聞くことにした。
「最近、三毛猫のミーちゃんが僕のところにこないんだ」
「…」
三毛猫ミーちゃんとは、この街の駄菓子屋のおばあちゃんの飼っている猫で、実際は三毛猫じゃなく二毛猫だ。
よく失踪するので僕たちがよく借り出される。
ゆ~じはとくに三毛猫ミーちゃんと仲がいい。
「いつもなら毎朝僕を起こしてくれるはずなのに…それに…ぜんぜんどこいったかわからない。」
僕はノートに丁寧にまとめていく。
先生だったらこの依頼をどう対処するのか。
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