猫の自覚がない猫

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こんな事もあった。 「…〇〇…」 「んっ?」 …真夜中に、名前を呼ぶ声がする。 父かと思い、両親の部屋に行けば二人とも寝ている…と、足元で 「〇〇〇」 「っ!?」 …足元でニヤリとした彼が、得意気に自分を呼んでいた…(|||_|||) 覚えた言葉は、三文字程度が10個程。 おかん、おとん、兄弟の名前、ご飯。 だから、猫の鳴き方は殆どしない為、 猫的に無口な(?)彼だった。 猫なのに“人”だった彼には、こんな事もある。 ちょっとはしゃぎすぎた彼は、母の足を勢いよく噛み付いた… 「ニャジラ、そこどきなさい」 「なー…」 “あぐっ” 「っ!!」 「にゃっ!?」 「…今日、晩御飯抜きっ」(-"-;) 「なー!」(T_T) …その後一時間程、母に張り付いて謝っていた(^_^;)
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