カイ

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────… ある日、いじめられてたカイを庇うようにして立ち塞がったお兄さんは、いじめていた主犯に罵声を浴びさせられながら殴られ……エスカレートしたその行為は、彼の心臓へと向かった。 倒れた兄を見て、カイは叫び続けた。 『僕のせいで』と。 そう告げるとカイは苦笑した。 私はただ、耳を傾け聞くことしか出来なかった。 ────…
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