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ダ「へぇ。まさにタイトル通りって感じだな。でもこんなことが実際に起きたら笑っちゃうね。さて今何時だ?」
ふと時計を見ると、学校開始5分前。
通っている高校まではここから約1㎞…
危機感MAXの大地は即座にコンビニを出て猛ダッシュで学校へと走った!
キーンコーン カーンコーン...ガラガラッ!!ガタンッ!!
ダ「ハァ..ハァ....ま、間に合った。」
1㎞を全力で走りきった大地は息を切らせ、汗をかきにかいて教室へ滑り込んだ。
T「波島!!もっと余裕を持って学校へ来い!早く席へ着け!」
大地の担任は体育を担当している先生で、少々うるさいのだ。
ダ「ったく間に合ったのに怒鳴られるとは..ツイテネー」
?「アンタが寄り道してるからでしょ~。真っ直ぐ学校来たら間に合ったんじゃないの?」
少しばっかりガッカリしている大地に後ろから声をかける1人の少女がいた。
彼女の名は藤堂 法美[とうどう のりみ]
大地とは小学校から一緒で、おてんばで気が強めの活発的な子だ。
ダ「なんで俺が寄り道したって分かるんだよ?まさか見たんじゃねぇだろうな..」
と問いかけると法美はニコっと笑って、
ノ「ご名答♪ちゃんと目撃させてもらったよ」
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