**願う**

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願いよ 雲を抜け蒼天に届け 解りかけた自分 日々の脆さに半ば諦めかけていたのは 浮ついたあたしの心で 何かに掴まる あたしの弱さはもうたくさん 飾らない強さを纏うわ あたしは 何処へと向かうのだろう 眩し朝は、蒼天見上げ祈り君に話そう 夜には 月明かりの中で君を思い出そう 生まれたありったけの声よ 真っ直ぐに伸びやかに 君に届け 行くあての無い道 いつの間に忘れていた自分 孤独さの上に見たものとは何だったのか 気が付いた日々の重さを ある一定の距離を計ろうとしていたんだ 明日をめざして これからあたしは何かを探すのだろう 月明かりの中で何を奏でよう 時の流れに 今あたしは 何を思い 何を見て何を感じながら生きるだろう 消したい胸の傷も… それすら包み込める 全て愛し続けよう 傷を背負い どれだけの時を過ごしても 明日を生きる強さになる 確かなもの 一つを手に入れたら いつの日か 同じ空の下にいる 君と分かつ 旅路の上に 今あたしは君を想い 夢を歌い 日々を感じながら生きてゆこう 蒼天見上げ… きっと届く 次は…あなたの傷を… あの強さを… 忘れかけてた笑顔になるimage=181641842.jpg
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