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数日後、帰り道
「ねぇ、向日葵…噂聞いた?」
「んー?知らない」
向日葵は相変わらずアイスを食べている。
「え、何何教えて?」
「いや…非常に言いづらいんだけど……」
「…?」
「ここの駄菓子屋、明日改装するから…品物も殆ど新しくするんだって。急な話らしいけど…」
「………え?」
「向日葵の大好きなアイスも…無くなっちゃうらしいの………でも、あたし向日葵がそのアイス好きな理由とか知ってるから…言いづらくて…」
「何…で……」
「…向日葵?」
「綾花、ちょっと待ってて!」
「ちょ、向日葵!?」
―お父さんとの思い出が詰まったアイスが…
いやだ…いやだ……
「―…お父さん!」
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