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「えっなんで?」
美華とライバル2号は声を合わせて言った。
だって私は今まで何もしないでも向こうから告白されてたんだよ。
それに、
「……自分から告白するのって負けた気がするし、」
私が恥ずかしそうに言うと2人はは?といった顔をしていたが、すぐに勝ち誇ったかのような顔になった。
「そうなの、じゃあとにかく早川くんとなにかあったら報告ね」
ライバル2号がそう言ったところで時間があやしくなってきたらしく、友達が時計を指差してそろそろ体育館へ行こうと言った。
美華たちはまるで私が敵じゃないかのような勝ち顔。
むかつくー。
見てなさい。
早川くんに絶対告白させてやる!
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