妄想ラジカル

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体育祭は日曜日に行われたため、次の日は休みだった。 私たちはその日を利用し打ち上げを計画、すぐにクラス全員に呼びかけた。 まぁ集まったのは半分だけだったけど。 で、重用なのはこれから。 今まで体育祭を頑張るなんて特に本筋に関わらないことばっか語ってきたけどこっからが大事。 休みの日の打ち上げだからさ、当然私服なわけだよ。 秋夜も私も。 もちろん秋夜を狙ってる女子もそうじゃない女子もオシャレをしてくる。 だからここで他の女よりかわいいって思わせなければいけない。 集合は午後6時。 私は早起きして特に気をつかったわけでもないただ動きやすい格好で繁華街に出かけ洋服屋さんに開店と同時に乗り込んだ。 私は少しでもかわいく見えるように多少高くてもいい服を買いたかった。 10件以上の店を回り、中でもよかったと思うアイテムを10点ほど購入。 朝親に貰った3万円は軽くオーバーし、わざわざ郵便局でお金をおろした。 買い物が終わったときにはもう2時を過ぎていた。 私はすぐに家に戻りコンビニで買った菓子パンを食べた後でシャワーを浴びた。 夏は汗かくからね。 私はさっき買った服を様々な組み合わせで着てみた。 薄いピンクの胸がV字に開いたシャツと黒の地に縁だけ銀のラインが入ったふりふりのスカートの組み合わせが気に入った。 そしてサンダルはヒールの高い白のものをチョイス。 さらには普段はめんどくさいから学校にはしていかない手の込んだ髪型をセットした。 ふふふ、秋夜の反応が楽しみだわ。 秋夜のことを考えると急に体が疼き、私は家に一人というのをいいことにしばらく過激な妄想の世界に入っていった。
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