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え？？
誤字脱学が多いって？
酔ってるんだからしかたねーだろー
もう自分が何言ってるかもよくわきゃんないんだしさ。
それより、秋夜のけーたいかっこよす。
黒のボディ。
カチャ
私はとりあえず開いテてレビを起動させてみた。
アンテナを伸ばすと電波のアレがよくなったのか知らんがドラマが映し出された。
「おぉ！すごい」
私は初めてのワンセグにかなり興奮した。
いやもぅ今奈良たぶん何にでも興奮するよ。
変なテンションだし。
変なテンション過ぎて「ヒットエンドラーン」とか言ったゃうよ。
でもさでもさ、これ秋夜のけーたいじゃん。
秋夜のケータイ……秋夜の携帯………秋夜……秋夜！？
え？
何やってんの私？
何酔った勢いで秋夜と２人きりになっちゃってんの私？
しかもさっき秋夜に寄り掛かって……キャー！
私はどうやら酔ってて、今秋夜の私物を手にとったことで一気に酔いが覚めたようだ。
しかし、秋夜は２次会でみんなと遊ぶのより私を選んでくれたんだね。
手元にある秋夜の携帯電話からは今話題のドラマが流れている。
あぁ秋夜、これを毎日身につけてるのね。
シラフになった私はこの状況でよからぬことを思い付いた。
いや、悪いことってわかっててもさ、こんなチャンスもうないし。
私はテレビを終了し、メールボックスを開いた。
私もａｕだから大体扱い方はわかるよん。
フォルダは３つあって受信ボックス、フォルダ１、フォルダ２。
受信ボックスはアドレス帳に登録してないやつが入ってるみたい。
フォルダ１は………長谷川美華からのメールが１番上から下まで表示された。
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