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「ここが、帝のいる平安京か・・・。」
瞳と同じく漆黒の色の髪を、頭の高いところに結んだ、少女は、平安京を高い場所から眺める。
時刻は鼠の刻。辺りは暗闇が広がっているが、葉月は、きにしたふうも無く屋根の上に立っていた。
すると、近くに禍々しい邪気を感じたので、地面へ降り立った。
そこには、雑鬼たちを襲っている牛のようなものがいた。
すると、近くに禍々しい邪気を感じたので、地面へ降り立った。
そこには、雑鬼たちを襲っている牛のようなものがいた。
「そこの奴、こちらを向け!」
葉月が、真言を言うために構えた途端、こちらを一瞥したあと牛は姿をくらました。
「いったい何なんだ?どちらにしてもあんな邪気を出している奴を放っておく訳にはいかないか・・・。」
葉月はそういうと身を翻し、暗闇の中に染まっていった。
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