不良

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私はあの日から学校に休まずに行った。 けど、イジメは酷くなるばかりで。 レイプされそうになったら、逃げた。 もう嫌…。 死にたいよ…っ! ガララ… 「また来た」 「キモッ」 「死んでほしいよな」 「何様のつもり?」 来て悪いの? 気持ちわるくて悪いの? あなたに私に死ねという権利はない。 何様のつもりでもない。 私は学校に来ているただ単なる女子高生。 あなたこそ、何様のつもり? 「アンタさ、キモイんだけど」 私はエミをただ睨みつけた。 「何? 文句あんの?」 私はずっと睨み続けた。 「ウザいんだよ!!」 エミはそう言って私の頬を殴ろうとした。 バァン! 全員ドアの方を見た。 そこにいたのは、髪を水色ではない薄い青に染めピアスを付けた明らかに不良の男子がいた。 「れ…澪さん!!」 そう叫んだ男子の声が震えていた。 澪「………」 「あっ、澪くぅん❤ 最近学校来なくて寂しかったゾ?」 エミはキャラを変えて澪って人に近付いていった。 はっきり言って、気持ち悪い。 「あのねぇ、澪くん。 エミぃ、澪くんがいない間にいじめられてたの、あの転入生にぃ」 え…? 「そうなの!! お前キモイんだよって言ってね、エミちゃんのお腹蹴ったりしたんだよ!?」 違う…違う!! 「しかもさっきまで殴ってたんだから!!」 「澪さん、これは制裁でしょう!!」 コイツら…最低!! 澪って人が近付いてくる…怖い…怖い! 澪「…」 何もしてこない…? けど…これは私を油断させるためだ! 油断しないっ!! 澪「…エミ、痣見せてみろ」 えっ? 「な、なんで?」 澪「殴られたんだろ? だったらその痣見せてみろよ。 その痣の数だけコイツ殴ってやるから」 なんで? なんで私の無罪を確かめようとする言葉を? 「そ、そんなっ!! じゃあ澪くんはあたしが嘘ついてるとでも言うのっ!?」 澪「いいから痣見せろっつってんだよ」 「酷いよ…澪くん…私を信じないの!?」 澪「…」 澪さんは溜め息をついて私の肩に手をまわした。 澪「コイツ気に入った。 俺のもの決定。 だからお前はポイ」 え…。 えぇぇぇぇぇぇっ!? .
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