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私は家に入って部屋に行きベッドに座った。
その後はずっと澪の事を考えてしまった。
なんでだろう?
メールだよん♪
メールだよん♪
メール?
誰だろ?
パカッ…
ピピピ…。
澪からメールだ!!
なんだろう?
ピッ…
[件名:無題
本文:よう。
早速だが、瑞希に聞きたい事がある。
俺がいない間、アイツらに何されたか言え。
しばらく返信がなかったら電話するからな]
私は送っても相手にされないだろうなと思って送らなかった。
♪~♪♪~♪~
電話だ…
ピッ
瑞希「もしもし…」
澪『俺だ。
メール見たか?』
瑞希「うん…」
澪『じゃあ早速言え』
乱暴な言葉遣い。
けど、優しい声。
私は思わず言ってしまった。
瑞希「教科書隠されたり…っく、殴られたり…レイプされそうになったり…うっ…」
私は泣いてしまった。
苦しかった。
悲しかった。
悔しかった。
怖かった。
その負の思いが一気に流れるような気がした。
澪『…よく、頑張ったな』
不良とは思えないほどの優しい言葉。
私は涙が止まらなかった。
いつの間にか、泣き疲れたのか電話を繋ぎっぱなしにして寝てた。
澪はしばらくして寝たと気付いてくれたのか電話を切ってくれてた。
が、次目覚めたら大変な事を決定付けられてた事には気付きはしない私だった。
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