ある雨の日の出会い

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「んっしゅう!!良し・・・上手くなれたかな?」 近くにあった鏡を覗きこみ自分の姿を確認してみる 「うっわ~。コレが私の人の姿かぁ~感激~!!」 クネクネとポーズを取る元子猫は見た目16歳、ロングな髪に真っ黒でフリフリな服を着ていた。 しかし・・・ 「うにゃ!!耳と尻尾が変化してないよ~!!」 どうやら、耳と尻尾は変化できなかったのだ 「ウヌヌヌヌ・・・・ まぁいいぁ♪」 ニャパっと少し尖った牙を出しながら微笑むと、遠くでエレベーターの扉が開く音がした 「うにゃ!!信二さん帰ってきた!! どうしようどうしよう!!」 その瞬間、鍵が開けられ扉が開いた 「んにゃ!!!!」
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