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「よし、話せ。不法侵入者・・・事と次第によっては・・・」
受話器の1のボタンに指を置きながら信二はそう言った
「解りました。嘘は言わずにちゃんと答えます。
あっでももう少しお待ちを・・・今出来上がりますから」
出来上がるのはもちろん朝食なのだろうが、少しの警戒も解かずに、指も置いたまま机前のソファーに腰掛けその後姿を見ていた
「誰かが飯を作っている姿をみると妙に落ち着くな・・・」
首を下に向けて、ため息を吐きながら作っている何かを待っていた
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