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いやしかし、オレにもプライドがある。
ここで折れてはダメだ!!
A「だーかーらー、嘘じゃないって!」
K「もういいよ。そうゆうことしてると、、、 禁欲宣言させるからな!!」
そう言ってぷいっと横を向いてしまった。
いやいや、ちょっと、そりゃないですよ!
オレは頭の中で本人に替え歌を歌う恥ずかしさと
禁欲のつらさを計りにかける。
0.1秒もしないうちに禁欲の方が重く垂れ下がった。
ぱっぱと歌って今夜はたっぷりお仕置きしてやる!!
A「分かったよ。歌えばいいんだろ、、
咲いた~咲いた~君の笑顔が~…」
恥ずかしくて顔は上げられなかった。
しばらくしてもかめの反応がないため
恐る恐る顔を上げる。
そこにはキョトンと口を開けているかめがいた。
K「……君って、オレのこと?」
無言でうなずくオレ。
すると突然かめは後ろを向いてしまった。
あーやっぱやめれば良かったと後悔していたら
どこからか歌が聞こえてきた。
『並んだ~並んだ~君の笑顔も~
じんの笑顔が~大好きだー』
→続く
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