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A「……………」
びっくりして固まってしまった。
今の歌は、かめの声だ。
1番近くでずっと聴いてきた声だ。
オレは後ろを向いてうつむいているかめの肩に手をのせ
くるりとこっちに向けた。
案の定、かめの顔は真っ赤になっていた。
あー、オレの恋人はどうしてこんなにかわいいんだろう、、
愛しさが込み上げてくる。
A「オレも、かめの笑顔が世界で1番好き」
そう言って、かめの顎を引き寄せ
そっと唇にキスを落とした。
ちゅっという音と共に離れる唇
次の瞬間
耳元で
「…ばか///」
と言う声が聞こえた。
目の前には、照れながらも嬉しそうに微笑むかめ。
オレの愛しい愛しいかめちゃん、
どうかずっとその笑顔でオレに微笑んで、、
fin.
→あとがき
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