第二章

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「…………で」 状況をもう一度確認する。 「お前は何者だ?」 「わしは誇り高き、ローゼンメイデン第8ドール、虹琥珀とさっき言ったであろう?」 「…………」 ……さっきから気になっていたが、第8ドールなんて存在していないだろ!? ばらしーはオートマタだし、さすれば、こいつも自分でそう言っているだけなのかも……… 「無礼な!わしはれっきとしたローゼンメイデンの一姉妹じゃ!」 「うぉぉぉぉぉぉ!よ、読まれ!?」 こいつも出来るのか…… だとしたら、迂闊に変なこと考えられない…… ………… !良いことを思い付いた 「……なら、ローザミスティカは持っているのか?」 こいつの言う通り、自分がローゼンメイデンだとしたら、持っているはずだ。 ジャンクで無い限り、な
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