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俺に仕事が舞い込んで来るのは月一回有るか無いかだ。
この仕事は国公認、いわば公務員だ。
何故なら大体は国が依頼して来る。
内容は殺し。
ターゲットは凶悪犯や某国者などだ。
そんな俺の店に客が来た。今日はガラガラだ。
「いらっしゃいませ」
おっと言い忘れたが俺の表向きは
レストラン経営だ。
評判はそこそこだ。
今度来てみるといい。
でも裏ではプロの殺し屋。笑えるだろ?
「Cランチ・・お願いします」
とフードを深々にかぶった少年が注文をした。
見るからに怪しいがこのレベルの奴なら何人も見てきた。
「Cランチですね」
と営業スマイルで少年に話しかけた。
「はい」
と重々しく単語を放つ。
10分後俺は注文されたメニューを少年に出した。
「ごゆっくりどうぞ」
と言って俺はなぜ今日は店がガラガラなのか考えた。
そういや今日は祭りがあったな。
それでみんな店に来ないのか。
そんな事を思っている内に少年はもうランチを食い尽くしていた。
早すぎだろ!?
「ごちそうさま。お金・・おいときます」
と言って店を出ていった。
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