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「キーン、コーン、カーン、コ~ン」
学校のチャイムと言われる超巨大目覚まし時計が
僕の昼寝の邪魔をした。
「おっやっと起きたか」
そう言いながらも自分もついさっきまで寝ていただろう僕の友達
砂霧 雷(さむ らい)が
「おい!さっき聞いた話なんだけど、明日転校生が来るらしいぜ。しかも女子!!」
と笑みを浮かべながら話してかけてきた。
「ふ~ん」
と僕は次の授業の支度をしながら言った。
「は~、お前って奴は…」
雷はそこで口をつぐんだ。
数秒の間…
「何だい、気になるだろ?」
「女に興味がない奴だな…」
失礼な事を言う奴だな。
そう思い何か言い返そうと思っていたら
「キーン、コーン、カーン、コ~ン」
教師が入ってきた。
話はここで強制終了した。
言っておくけど僕はあっち系の人じゃないからね?
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