置いてきぼり

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その女の子の祖母がこの街に越して来て3年 その子Aは毎年長い休みには祖母の家に遊びに来ていた Aは祖父を亡くして寂しい思いをしている 祖母が心配でもあったからだ Aには普通の人が見えない物が見えてしまうと言う辛い力があった でもAはそれはしょうがない事だって 諦めていた でもせめて休みを楽しんでいる時ぐらいは そんな物は見たくなかったと言うのが彼女の本音でもあった でも世の中そんなに甘くない Aはまた嫌な思い出を1つ抱え込んでしまった
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