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「さぁ……さっさと仕事の話にいきますか」
俺は目の前に座ってパフェを食べている蛮に向かって言った。
今俺らが着いている席の机には数多くのパフェやアイスが置かれている。
あぁ、一応言っておくが俺は食ってないからな。そこんとこは覚えといて。
「くぅ~~!!」
蛮が冷たい物を一気に食べたために頭に痛みが走ったようだ。
「……食べ終わっただろ? さっさと仕事の話をしろ」
「まぁまぁ慌てなさんなって」
机の上の冷たき物達は蛮という変態に全て綺麗に食い尽くされていた。
「こちらおさげしてもよろしいでしょうか?」
若い女性店員がカートを持ってきて、それに食器を入れて持っていく。
ニッコリと微笑みながら
俺たちは浮いている
蛮がとてつもなく浮いている。
この時間帯に男の俺たちが居るだけで浮くのに、男2人で入店だ……どれだけ見られたことか。
さらに蛮は次々とパフェを頼んだ。蛮の顔がまだ女顔だからまだマシだが、これで厳つい顔だったら俺は蛮の顔面を殴っていただろう。
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