俺の仕事は

仲間

　涼子達３人は笑っている銀駕さんと知里さんの方を見た
　銀駕さんはその３人の何で笑っているか判らないといった様子を見てまた笑い出した。

「いくら光一が私達よりもmissionで実戦を多くやってるからってそこまで実力があるはずが無いじゃないですか」

　涼子の言葉を聞いた銀駕さんは一度俺に視線を送ってから笑うのを止めて少し真剣な顔をしてからもう一度涼子達を見た

「まぁお前等も一度遊撃隊に入ってみれば解るさ。

　嫌でも実力が必要になってくる。生き抜くためにはな

　お前等の隊が駄目とは言わねぇよ。確かにどの隊にも危険はある。
　だが遊撃隊は自分でしなければいけない事が多く、その全部のスキルを手に入れておかないと死ぬ危険度の高い依頼が多いんだ。
　個人の実力だけじゃなく、パートナーとのコンビネーションも必要になってくる。光一だって実力が付くだろうよ」

　銀駕さんの言葉を聞き、涼子は反論するのを止めた。
　『Convenient Organ』でのmission失敗率とmission時での死亡率がもっとも高いのが遊撃隊であった。