また独つ

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そういう訳で、僕はまた逃げた。 そう、下水道へ。 いい選択ではあったと思う。 事実、巻くことができた。 いや、ビックリし「見っけた!」 上から差す光。 そこから出てきたなにか。 三毛猫。 目の前の三毛猫が喋った…? いや、有り得なくはないんだが…。 やはり有り得ない。 「お前も…喋れるのか…?」 聞いた彼は、黒猫だった。
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