日常と言う名の平和

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「ママがね、魔法学園に通ってた頃ね、ちーちゃんって言う親友がいたのよん!」 俺が、椅子に座ると昔を懐かしむ様に、母さんは語りだした。 「ちーちゃんはね、4大貴族の子でね、対外の貴族の人達はそりゃあもうプライドが高くてツンツンしてるんだけどね、ちーちゃんは、素直で可愛くて可愛いくてね、ゆうちゃん並に襲いたくなっちゃうのよぉ!!」 嫌々母さん、それ問題発言だよ。 色々と、法律的にやばいんじゃあ… あ~何か心なしか鼻息が荒くなって来てる気が… ほら、父さん呆れてるよ。 「それでねぇ、最近ねぇ、ちーちゃんとバッタリ会ってねぇ… ひさしぶりにちーちゃんに会えたから、ママもう嬉しくて嬉しくて、見つけた瞬間に、即行ちーちゃんの手をひいて近くの喫茶店に入ったのよん!」 母さんそれ、軽く誘拐だから。 さっきから思ってたけど、母さんそろそろ警察行きな気が… 「ゆうちゃん今何か言った?……」 「別に何も。」 Σ怖え~。 母さん読心術でもあるのかよ! 「そうよん!」 嘘ー! 「瑠美子さん、誰と話してるの?」
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