0章 始まりの朝

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小鳥の声が森に響き渡る、快晴の朝 窓から雲ひとつかかってない太陽の光が射し込み部屋を明るくしています。 恥ずかしながら昨日はカーテンを閉め忘れたので顔を日光で照らされていて、とても眩しいです。 カーテンを閉めてもう一度寝ようかと思ったんですが、旦那様達を起こさなければいけないので二度寝なんて許されないんですよ。 現実って酷いですね… まぁ仕事なんで仕方無い事なんですけど。 そう言う訳で早速、仕事を始める為、クローゼットを開け今日はどの燕尾服を着ようか迷ってみました。 と言っても、全て同じ燕尾服なんですけどね…笑 左から2番目の燕尾服に決め、着替えて、私は鏡で身だしなみをチェックします。 日課ですね…苦笑 だって、糸が出てたりしたら嫌じゃ無いですか。 チェックを終えたら、遂にご主人様達を起こしに行きます。 取り敢えずこれが私の1日の始まりです。
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