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二時間後
｢...う～ん｡(目を軽く擦る)
何時だ､甄?[曹丕]｣天井を見ながら聞く
｢10時ですわ｡
気分は､いかがですか?(甄)｣曹丕の近くに座っている
｢凄い..怠い...(曹丕)｣息切れみたいに､話すのも辛い様子
｢だ､大丈夫..(はっ､弱っている子桓に“大丈夫?″なんて禁句ですわ｡)
大丈夫です､治るまで私が看病 致しますわ!(甄)｣
｢...有り難う..
でも..何もかも..されたら...私の立場..がない....(曹丕)｣
｢そんな､近くに居るだけで立場 関係なく､私には十分ですわ｡(甄)｣
｢..人形みたいな..私になれ..って..言うのか!?...(曹丕)｣
｢ち､違いますわ!
動きの有る ありのままの子桓が好き ですわ｡
ですけど､病気のときぐらい気を使わせて下さい､看病させて下さい!!(甄)｣だんだん泣きそうな声になってくる
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