8人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
右京
《目を開けるとそこは、平安時代でした…って、そんな訳あるかよっ。[ノリつっこみ]ベッドで寝ていたはずの俺が目を醒ますと、何故か日本庭園のような場所にいた。空を見ても、電線一本ありゃしない》
香月
「此方にいたのですか、姫」
[嬉しそうに駆け寄りながら]
右京
《姫?誰の事だ?ここにはあいつと俺しかいないぞ。[疑問に思い]それにしてもアイツの服。まさか、コスプレか?…にしては、似合いすぎてる。平安時代みたいだな…[妙に感心しながら]》
香月
「貴方に、この華を。道端に生えていたもので、申し訳ないのですが…。綺麗だったもので」
右京
《そう言いながら、俺に向かって渡されるのは、一輪の赤い…って、おい、これ、彼岸花じゃねえか!!プレゼントするもんじゃねえだろ…》
[呆れながら]
花京
「まあ、綺麗なお花ですね。ありがとうございます。香月殿」
[嬉しそうに]
右京
《ちょっと待て、今、俺が口開いたよな?!なんで女の声?俺女になってんの!?》
[驚き]
エンド
最初のコメントを投稿しよう!