♯01

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右京 《目を開けるとそこは、平安時代でした…って、そんな訳あるかよっ。[ノリつっこみ]ベッドで寝ていたはずの俺が目を醒ますと、何故か日本庭園のような場所にいた。空を見ても、電線一本ありゃしない》 香月 「此方にいたのですか、姫」 [嬉しそうに駆け寄りながら] 右京 《姫?誰の事だ?ここにはあいつと俺しかいないぞ。[疑問に思い]それにしてもアイツの服。まさか、コスプレか?…にしては、似合いすぎてる。平安時代みたいだな…[妙に感心しながら]》 香月 「貴方に、この華を。道端に生えていたもので、申し訳ないのですが…。綺麗だったもので」 右京 《そう言いながら、俺に向かって渡されるのは、一輪の赤い…って、おい、これ、彼岸花じゃねえか!!プレゼントするもんじゃねえだろ…》 [呆れながら] 花京 「まあ、綺麗なお花ですね。ありがとうございます。香月殿」 [嬉しそうに] 右京 《ちょっと待て、今、俺が口開いたよな?!なんで女の声?俺女になってんの!?》 [驚き] エンド
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