安息の時間

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そろそろ正午になる、下に降りるか 茉莉を誘って・・・ってアレ?茉莉の部屋知らねぇ! えーーい、どうせ隣くらいだろ!この部屋だろどーせ! コンコン―― ノックした、そこに 「何してんの、君」 桜井という男が話かけてきた 「あ、あぁ、桜井さん・・・」 「いや、歳も近いし鷹史でいいよ。それよりその部屋は空き部屋のハズだけど・・・」 「あ・・・ハハハ」 恥ずかし・・・ 「ま、茉莉の部屋どこか知りませんか?」 「さぁ・・・女性集団は全員上の階だけど、どこかはわからないなぁ」 「そうですか・・・」 女性が別の階ってコトに自体初耳だよ 「あ、じゃあ鷹史と降りるよ」 オレは鷹史とちょっとした話をしながら食堂へと向かった。 少し早かったらしく、他の皆はまだで加奈子さんと品川のじいさんが料理をテーブルに置いていた。 「あ、お二人とももう暫くだけお待ち下さい」 加奈子さんがこちらに気付いてそう言った。 その後すぐに準備は完了し、オレは指定された席に着いた。
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