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その愛らしい姿や仕草にも惹かれたけど、何よりも僕はザックスのまっすぐ僕を見つめる綺麗に輝く瞳に惹かれた。
連れて帰ってと言われた気がしたのは妙な飼い主心理。
だけど、ザックスと何かが繋がってる気がした。
ペットショップで抱っこした時、その小さな生後二ヶ月の体いっぱいに喜びを表して僕の顔をペロペロと舐めてくれた。
迷わずこの子を飼いたい、一緒にいたいって素直に思った。
知り合いに呼ばれて来ていた埼玉から行きしは一人だった僕と新たな家族と共に大阪に帰ってる新幹線の中、少しだけザックスをキャリアから出して、ザックスと眺めた景色はなぜか新鮮で鮮やかで癒された。
なぜ、こんなにも優しい気持ちになるんだろうと、ふと思い、外を眺めるザックスのその小さな背中に顔埋めて小さな至福を感じた。
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