6/41
前へ
/407ページ
次へ
(蓮限定で)男前のアップには慣れているはずだったけど、やっぱりダメだ。 この状況で私が冷静に振る舞うことは不可能だろう。 「と…とりあえず……さ、ちょっと離れていただけませんか…?」 このままだとぶっ倒れます…私。 新山くんは私の言葉に目を丸くし、首を傾げた。 自分がどれだけ魅力的か、わかっていないのだろうか…。 なんとかお互いの間に距離をとり、改めて向き合う。 …距離がいくらあっても結局ドキドキするのは気のせいだということにしよう。
/407ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5356人が本棚に入れています
本棚に追加